中間管理職育成

This project supports middle management

記事

中間管理職は「ほめる」を考えてみよう

中間管理職として現場の第一線にいる以上は

部下の管理が求められます

昨今、どの本でも「怒っちゃダメ」「叱らない教育」

というワードを目にする機会も多いと思います

中間管理職で活躍しているあなたも

怒ってはいけない、ほめなければ

意識しているのではないでしょうか

これは決して間違っていません

怒るという行為は

相手の意見をもらえない環境を

作り出してしまいます

そして

部下からの信用を得る機会をなくす

その結果

相互に信頼するという関係が築けません

ただし

ルールに背いたミスや命に関わるエラーに関しては

その事実を注意する必要があることを

混同してはいけません

話が脱線したので

ほめることに話を戻します

怒るのはダメ、ほめよう

と思っているならば一度考えた方が良いです

なぜなら

ほめるという行為には

「能力の高い人が低い人に下す評価」

という側面があるからです

子供はほめて伸ばそう

私、ほめられたら伸びる子なんです

どちらも長所を伸ばす

という観点で見れば大事なことです

そもそもほめて伸びるかどうかは

本人の心持次第ですが

能力の高い人から低い人に下す評価

説明しましたが

子供が食べた食器を流し台に運んだらほめますよね?

これは対象者である子供が期待する以上の行為をしたからほめる

という選択しただけです

大人であるあなたが

食器を流し台に運んで、ほめられたら

素直に喜べますか?

きっと馬鹿にすんなよと

感じるはずです

ほめるにもルールがあります

なんでもかんでもほめるのは

単に相手を馬鹿にしていると意味は同じことです

アクションプランを提案します

1. 何をほめるのか、ほめる前に紙にまとめてみる

2. 自分ならどのようにほめられたいのかを考える

3. 身近な家族をほめて練習する

(家族をほめることは大変難しいです)

スタッフをほめるときには

・(何に対してという)行為をほめる

・誰をほめるかによって一律はあり得ない

を注意してください

お互いの信用はなくなりますが、怒る方が簡単です

ほめるは感謝の積み重ねです

上手にほめるようになって

中間管理職の合格ラインなのかもしれません



記事:日和将貴


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日和将貴(ひわまさたか)

理学療法士。現在は臨床と管理職業務を行い、日々奮闘している。

医療関係者に対して管理職育成セミナーを行っており

チーム作りから部下育成の基本から伝え

中間管理職育成、管理職育成にアップデートしながら猛進している。


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