中間管理職育成

This project supports middle management

記事

相談の内容は文句か意見かのどちらかである

仕事をする上で

上司や先輩、後輩へ相談することがあります

相談することは素晴らしいことですし

相談できうる人間関係を構築する

この部分に尽力している

中間管理職も多いと思います


相談しやすい組織づくり

相談しやすい人間関係づくり

相談しやすい環境は別の記事で説明します


今回は表題にあげたように

相談を分解すると

文句か意見に大別される話です


相談は

文句か意見かにしか別れません

建設的な意見や組織の向上に繋がる言葉は

総じて「意見」です


しかし、ネガティブなことを相談されたときは

ほぼ間違いなく

受け手は「文句」と判断してしまいます


表現を変えるならば

意見→相談を受けた側が次につながる行為

文句→相談を受けた側が次につながらない行為

と定義しても良いと思います


文句は伝える側の主観的な意見を

主語が自分で放つ言葉です


一方意見は

伝える側の思いに主語を相手にして

伝える情報です

そのため

意見を聞いた側が

反省や修正、行動を見直す機会に繋がるわけです


もし中間管理職であるあなたが

意見と文句を

スタッフにうまく伝えられるとするならば

悪意なく主語が自分となって話をするスタッフの

文句を意見へ変化させることもできるかもしれません


そのためには

文句なのか意見なのかを

理解し

意見を言うには何に気を付けるのか

とあなたから発信の仕方を注意していかないといけません


アクションプランを提案します

  1. 相談されたら意見なのか文句なのかを大別する

  2. 意見を言われたら、自分の行動や考えを一度見直す習慣をつける

  3. 部下に相談するときに主語が「相手」であることを確認する


「相談させてください」

感情的になって相談を希望されたときには

ほとんどの確率で

文句です


意見を言う→主語が相手

である以上

感情的に発言することはなくなるはずです


是非、文句なの?意見なの?

という考え方をもってスタッフの話を聞いてみて下さい


記事:日和将貴


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日和将貴(ひわまさたか)

理学療法士。現在は臨床と管理職業務を行い、日々奮闘している。

医療関係者に対して管理職育成セミナーを行っており

チーム作りから部下育成の基本から伝え

中間管理職育成、管理職育成にアップデートしながら猛進している。


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